玄米ドッグフードの長所・短所

愛犬の食事に気を遣っている人も多いでしょう。
穀物を与えるのであれば小麦粉よりも白米、白米よりも玄米が良いのではといわれています。
小麦粉はアレルギーのリスクが高いためできるだけ避けたほうが良いのは事実です。

では、白米理も玄米が良いという理由は何でしょうか？玄米は糠がついています。
糠にはビタミンやミネラルがたくさん含まれていますが、その分食感が少し劣ります。
柔らかく甘味を感じることのできる白米は愛犬にとっても食べやすいといえます。

一方で玄米の持つ栄養素は犬にとっても必要な栄養素であり、食事で摂取することは栄養バランスの面からとてもよいことですから、玄米入りドッグフードはとても人気が高いのです。
市販のドライフードとして加工されてしまえば玄米の固い食感は気になりませんね。

一方で手作りごはん派の方の玄米使用には少し注意が必要です。
先述しているように、玄米は精米されていませんから白米よりも消化の負担が増えます。
そもそも穀物の消化が苦手な犬に与えるときには消化しやすく調理してあげる必要があります。
離乳食を作るときのように時間をかけて充分に柔らかく煮る、一度に与える量はごく少量に留める（かさ増し目的ではなくあくまで栄養補給が目的）、すり鉢やフードプロセッサーを使ってすりつぶしてペースト状にしてから与える、などの工夫をすれば愛犬の消化の助けになるでしょう。

手作りご飯で玄米を、とお考えの方はお腹への負担の配慮が若干必要です。